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撮影自体はかなり良い雰囲気で順調に進んでいる。
大物から小物までエスティバンガイド陣がさすがの
手際で次から次へと被写体のもとへ僕を導いてくれる
ので素晴らしく効率良く仕事が出来る。
さすがだっ!
だがである、、、。
しかし、何日たってもいっこうに天気が良くならない!
ガイドの誠さんはこう語る。「。これだけ寒いっていうの
は久米島では、年に3回あるか無いかですよ〜。」
そ、そうなんですね、、、。
まぁでも天気のことをあーだこーだ言ってもしかたない。
とにかく久米島の素晴らしいところを少しでも多く、撮っ
ておきたいなぁ。
取材中は天気が悪いながらも、ザトウクジラの撮影
にも出ることができた。
やはり風がかなり吹いていたので、波はかなりあったがクジラ自体はかなりの数を見ることができる。
やっぱりクジラはいい!ブローを見つけた瞬間は本当に心が高揚してくるのが分る。まだクジラを見た事が無い人は是非とも冬に久米島を訪れて欲しい。
あんなに大きな生物を間近で見ることが出来たら、間違いなく何かを感じ、間違いなく感動するだろう。
そしてこの時期はマンタの求愛の時期でもある。
ポイントまでの行き帰りの道中、頻繁に数匹の雄マンタが1匹の雌マンタを追いかけている場面に遭遇する。雌は逃げて逃げて最後まで諦めずに追ってきた雄マンタに心を許すのだろう。なんか素敵な話じゃないですか?
こんなマンタ達に出会った僕はすぐに飛び込む準備をしたのだが、既にRSはフィルムアウト。結局、塩入ガイドのニコノスをなかば無理矢理奪って飛び込んだのでした、、、。塩入さんゴメンナサイ。そして本当に有難うございます。