こんな魚群が見られるとは!

左:テングハギモドキの群れ
水深 20m
この日は潮周りがよくテングハギモドキが現れるための条件が揃っていた。これがあるからダイビングはやめられない。

  「この時間でこの潮ならテングハギモドキの群れが狙えるかもしれませんよ。」 そんな一言でワイドレンズをメインに夕方の瀬底の海に潜った。夕方の海中は日中と比べると格段に暗く、ワイドの撮影にはあまり向いていない。それに加えて瀬底のポイントでは生物の撮影をすることが多く、群れと言われても今一ピンとこなかった。そのようななか海底にたどり着くと、 ガイドがあっちにいるはずだと言うサインを出している。このときの透明度は20m、太陽がある方向は比較的明るかった。とにかく中層に目を配りながら指示されたほうへ移動する。10分ほど泳いだだろうか、逆光の中、なにやら黒い陰が・・・
と思うまもなく、目の前にはテングハギモドキの壁が現われた。夢中でシャッターを切りながら、少しでも近づこうと群れと共にどんどん流されていった。2,3百の群れだっただろうか?呼吸を整え、しばらく目に焼きついた光景を思い描いていた。
 これはいいなと手ごたえを感じながら、さてボートへ戻るかと周りを見るが、 ん、ココはどこ?普段見られない景色の中に一人取り残されている。あっちだな。 一人空しく指を指し、たぶんあっているだろう方角へとぼとぼと泳いでいった。

 





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