こんなの見れるなんて知りませんでした


左:モンツキカエルウオ
体長 10cm
水深5mの岩礁域でピョコピョコと顔を出している。

 伊江島は地形を楽しむポイントが多い。オホバ、釣場、カナン崎ドームと数え上げたらキリがないほどだ。この日は土、日など米軍の休日しか潜ることができないキャニオンに潜ることができた。グランドキャニオンを髣髴させる垂直にそびえ立つ根の数々は見ているだけで爽快であった。「やっぱり伊江島だよな」などど思いながら浅場へ移動すると、ガイドがこっちへ来いと呼んでいる。こんな水深でいったい何事だろうと思いながら、近づいていった先にはなんとモンツキカエルウオの顔が。直径1cmほどの顔には大きな目玉が二つ、その下に鼻毛がのびたような鼻、そしてとんでもなく大きな口。まわりを見ると他にも数個体同じような顔が見えた。写真を撮りながらつくづく思ったことがある。
”こんな顔に生まれてこなくてよかった。”

 

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