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Q1 写真集のテーマを教えて下さい。
テーマは僕が19年関わってきた久米島の海ですね。ただ、今回はイメージの半水面などなく、クジラ以外は水中のサンゴや生物の事で纏めてあります。2部構成になっていて、前半はダイビング中見られる大物〜マクロな生物、後半はザトウクジラの海面上のパフォーマンスや水中写真を写真集ではやりすぎなくらい入れてます・・・・出版社の方には随分反対もされましたが(笑)!?
この19年間、ガイドとして1ダイバーとして、そしてただの海好き人間として、たくさんの事をこの海に教わり育てられたような気がします。その想いが少しでも本を買ってくれた方に通じればと切に願っています。タイトルは「琉美の海・・・・ベジタブルフィールドの住人たち」です。「琉美」は昔、久米島が島自体の美しさや島の形状が蝶が舞い降りたような形をしている事から呼ばれていた名前です。それが、他の島々と比べ湧き水が豊富な事、その恩恵でお米がたくさん収穫できる事から「クミジマ」が現在の「久米島」に変わったのです。サブタイトルのベジタブルフィールドは、98年のサンゴの白化現象前まで潜っていたポイントで(完全復活するまで潜らないつもり)、ただサンゴが綺麗なだけじゃなく、様々な表情があるポイントの名前です。とても愛着があり、見つけた当時も「まだこんなポイントがあるのか!!」と喜んでいたものです。本を出す機会があれば、ぜひここの名前を使おうと思っていたのです!
Q2 読者にメッセージをお願いします。
僕が愛してやまない久米島の海の魅力のほんの少ししか伝える事が出来ませんが、この本を見て、また久米島に来たくなったり、まだ来た事のない方が、行ってみよう潜ってみようと思ってもらえれば幸いです。
■川本剛志写真集
球美の海-ベジタブルフィールドの住人たち-
価格2000円+税
■東方出版株式会社
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