石垣島 ダイビングチームうなりざき石垣店 江口和也さんからのレポート(2007/7)

石垣島で"マンタ"と言えばあまりにも有名ですが、"マンタ"以外あまり知られていないのが現状です。そこで、今回は八重山という広大な海の一面を皆さんにご紹介します。

まずは、石垣島からたった10分で着いてしまう<竹富島周辺>。砂地に小さな根が点在するポイントが多く、根付きの魚をジックリ見れるので、<フォト派><フィッシュウォッチング派>にお勧め。小物・レアモノと言われる種も多く生息しているので、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。水温が低い冬場は、イソマグロやバラクーダ、ギンガメアジの群れと遭遇する事もあるので<大物派>にも人気があります。

次は、石垣島から西へ25分で到着する<小浜島周辺>。一昔前は"マンタ狙いのヨナラ水道"で有名でしたが、今では昔と違った一面を持っています。島の北側からチャネル内にかけてビッシリと<サンゴ>に覆われ、有名カメラマンさえも『石垣北部・西表にも引けを取らない』と絶賛するほどです。また、チャネルの中をドリフトで流して潜ると、イソマグロにバラクーダ、おまけにマンタが見れることもあります。ここを潜るダイバーが年々減少傾向にあるせいか、魚影が増し何が出るか分からない期待感でいっぱいです。

更に、石垣島から30分で到着する<黒島周辺>。ここは通年<透視度30Mの真っ青な海>が広がっています。西側は落差20M以上ある豪快なドロップオフが続くので、中層を泳ぎ浮遊感を味わう<地形派>には気持ちが良いはずです。島の北側や<新城島周辺>は対称的で、水深8Mの<浅い砂地>が続きます。重力・都会の雑踏・残圧に潜水時間さえ忘れるほどノンビリとした雰囲気があるので、<現実逃避派>にはココがお薦めです。

また、天候が落ち着いている今の時期は、平均して<透明度が50M以上>もある<波照間島>まで足を延ばすこともできます。

石垣島の代名詞といえば"マンタ"とあまりにも有名ですが、"マンタ"以外でこれほど楽しめる海は、何処の海を探しても見つからないでしょう。
ダイビング毎に違った楽しみが出来る八重山の海。
私たちと共に楽しみませんか。

ダイビングチームうなりざき 石垣店
http://www.unarizaki.com/ishigaki/


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