西表島の魅力は何と言っても島のでかさに比例しない小人口。これが海に宿るすべての生物へ良い環境になっている事と確信します。山・河に恵まれ、魚の生息域は幅広くサンゴの成長も早い上、その造形珊瑚の群集は果てし無く続きます。
外洋ではダイナミックな地形やメーターオーバーのイソマグロやバラクーダが目の前で旋回し我々を魅了するポイントも数多くあり、中でも「仲の神島東の根」は地形・大物を一度に楽しめる欲張りポイントです。
水深50Mから直角にそびえ立つ根に潮が当たる面には数々の魚が群がりまさに「魚の壁」が登場します。特にグルクン・ウメイロモドキの数百匹VSイソマグロ・ロウニンアジ最強タッグのバトルシーンは言葉では伝えられないほどのド迫力で身の毛が震えるパフォーマンスを目の前でご覧頂けます。
ただ天候や潮など条件が合わないとなかなか潜れないポイントなので安定した時期や潮などの情報も事前に確認した方がいいでしょう。また小物エリアも幅広く、河・汽水・湾内の生息域に愛らしい魚からジミーな魚までその種類や数に驚くはずです。
河・汽水ではオイランハゼやギンガハゼ・ホシソラハゼ・ケショウハゼなどのハゼ系が人気種で湾内ではトウアカクマノミやハダカハオコゼそしてスミレナガハナダイが人気です。特に普段は深い水深に生息するスミレナガハナダイが水深8Mにぐっちゃり乱舞するポイントもあってエアーを気にせず楽しめます。
5月・6月はシーズン前なのでゲストも少なめ!じっくり潜れる絶好の時期ですよ。 気温19℃〜26℃ 水温25℃〜27℃ 5ミリワンピースでOKです。