奄美(カケロマ)・RIKI 正智子さんからのレポート(2006年5月)

加計呂麻(カケロマ)島って日本のどこにあるかご存知ですか!?東京・大阪・鹿児島・沖縄からアクセスも近い、奄美大島!この奄美大島の最南端にある離島がカケロマ島です!奄美大島から“欠けた島”とか“影の島”の由来をもつように、大島海峡を挟んで2〜5kmほど離れています。合体させると合いそうでしょ!?
平年5/10〜6/20梅雨時期にはいりますが、海中で四季を感じるには5月頃からが一番!!水温も21〜24℃とグ〜ンと上がります。

加計呂麻島の魅力のひとつは、“大島海峡”です!複雑なリアス式海岸が作り出す海中景観は、ゲストのニーズに応える事まちがいなし!人気のホタテツノハゼをはじめ、ジョーフィッシュ・オオモンイザリウオ・ハナヒゲウツボ・ピグミーシーホース・ネオンテンジクダイ・ヤスジチョウチョウオ・・・撮りたいもの勢ぞろい!
また、夏の風物詩スカシテンジクダイの群れが一番大きく変化する時期なんですよ。

アオウミガメが生息するカケロマ周辺の海では、繁殖期を迎えています。食事をする場所、クリーニング場所、憩いの場所などで、ダイビング中によくみることができますよ。

 

6月〜7月産卵のため、トンガリサカタザメが、海峡内にまわってくるのが毎年見られています。遭遇のチャン〜スを狙って朝一でダイブ開始!(産卵シーンはみれません^_^;)

 

6月大潮では、リキビーチ前(−5m)にいるニシキテグリの産卵を夕方狙って見ませんか?!(6月10日からの大潮が狙い時!!)

 

 

6月〜7月になれば珊瑚の産卵!神秘・生命・偉大!ダイバーしか味わえないからね!(今年は、7月9日からの大潮前後が狙い時かな!)粘ってサンゴの産卵に立ち会おう!!

大島海峡の育む地形は、少し変わったミステリアスなポイントをも生み出します。あのマンタやジンベイザメにくっつくので有名な“コバンザメ”が群れる場所があるんです。大型回遊魚を待っているうちに繁殖してしまったのか、41匹ほどの群れがみられます。コバンザメ同士でくっつく術を磨いてるようです。全国各地で見られるコバンザメはカケロマから育ったものかもしれませんね〜!ここは透明度が少し落ちますが、ここでしか見れない黄色のナマコ(異常に多かったり)やピグミーシーホース(−20m)が小さなイソバナに5匹ほどついていたりと、何故、そんなにいるのか!?まさしくミステリアス・・・
魅力満載の“大島海峡”おそるべし!

魅力のもうひとつは、“アマミホール”イチオシのポイントです!!“アマミホール”は、無人島スコモ離れ近くに存在します。巨大なホール・アーチ・クレパスは、絶景!6月頃までカンパチがホール内に根付くため、ホールにINすると出迎えてくれますよ!OUT時はカスミチョウチョウウオの大群に魅了されること間違いなし☆7月頃からは安全停止中にキビナゴが瀬周りにつき夏ムード満天でーす☆

そのほかにも黄色のピグミーシーホース(-30)やアケボノハゼ(-38)・オキナワサンゴアマダイ(-39)・ベニイトヒキベラ(-35)とホール内にいて見ごたえ充分!移動に約1時間かかりますが、旅行中は一度はいけるように、スケジュールを組み合わせます。(天気とにらめっこしながら!)波や流れなど難しいイメージがありますが、ホールを知り尽くしたガイド陣がゲストに合わせて、その日の海況でコースどりをするので、ご安心ください!一度行くと忘れられない!

ランチは無人島で、私だけのプライベートビーチを独占しちゃおう!その他にもオーバーハングの一ツ瀬、カケロマンブルーのカメ瀬、ワープゾーン赤瀬と外海パラダイスの魚群に驚きですよぉ!

5月現在 気温19〜25℃ 水温21〜24℃ 南風が吹くことが多いデイゴの花が咲き始め、諸鈍デイゴ並木に紅く染まる道ができあがります。5/8〜6/30まで、きょら海奄美!ダイビングキャンペーン中にて、奄美名産黒糖焼酎がサービスされます。この期間中、撮影した写真を奄美フォトコンテストに応募して、グランプリをとると往復航空券がもらえますよー。カケロマの海に酔いしれて、焼酎に酔いしれて、南国カケロマへ、ぜひ遊びにお越しください!!

RIKI
http://www4.ocn.ne.jp/~riki.net/


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