渡嘉敷島・けらまマリン 矢田大介さんからのレポート(2006年4月)

渡嘉敷島は、沖縄本島の那覇から西へ約40km、慶良間諸島の中でも那覇から一番近くにあり、泊港から高速船で35分、フェリーでも70分というケラマの中でも最もアクセスしやすい位置にあります。

一番の自慢は渡嘉敷のハウスリーフとでも言いましょうか、目の前に極上のビーチがあることです。
ダイビングの合間もしくは終了後も思う存分海で遊んでいられます。(左写真:アハレンビーチ)

4月上旬のケラマは、季節の変わり目の風回りも終わりどんどん天候も安定してきます。まだまだコブシメの産卵が続いている所です。クジラの声を聞きながらコブシメの産卵を見る、生命の奥深さを感じるダイビングが出来る事もあります。また、観光のゲストも少ないのでビーチでは貸しきり状態なんてこともあるかもしれません。(右写真:コブシメ)

これからゴールデンウイークに向かって水温も太陽光線もどんどん上がり夏に向かっていきます。
水中では幼魚の数も増えてきて根が見えない程のキンメモドキ・スカシテンジクダイなどベビーラッシュが始まります。
(左写真:キンメモドキ)

 

そして旧暦の4月と5月の15日前後にはサンゴの産卵があります。あの硬く石みたいなサンゴが"生き物なんだ〜"と思える瞬間です。ケラマでもオニヒトデにやられてサンゴの数も減ってきていますが、ケラマ中のガイドが協力してオニヒトデ退治をやっているおかげでまだまだ元気なサンゴの産卵を見ることが出来ます。(右写真:サンゴの産卵)
今年もいっぱい産卵して元気に育ってほしいものです。ちなみに今年の新暦では5月15日以降と6月11日以降です。
(サンゴの産卵も人間と同じで予定日にはやらない事もあります。気温・水温・日照条件さらにダイビング出来る位波が低い等条件はあります。詳しくはご利用になるダイビングサービスにお問い合わせ下さい。)

忘れちゃならないのがケラマのポイントの近さです。
特に渡嘉敷島はボートで5分以内にサンゴ・砂地・地形・レック(沈船)・ダイナミックなポイントとほとんどの要素をカバー出来る環境にあります。これから夏に向かって海況が良ければ遠出もしますが(といっても15分程度でポイントに着きます。)絶好のダイビングに適した島です。
  

離島ならではの、のんび〜りを感じたい方は、是非、渡嘉敷島に遊びに来て下さい。

<4月現在のデータ>
気温22℃〜25℃/水温22℃〜
5mmウエット十分、フードベストがあれば尚良し(いつもどこで潜ってるかによりますが)
晴れるとTシャツ短パンでOK(夏のような日差しになります。)曇り・雨だともう1枚あれば便利

けらまマリン
http://www.keramamarine.jp/


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